敷居テープはご自身で張り替えできます
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敷居テープ(敷居すべりテープ)は消耗品です。擦れたり、浮いたり、めくれたりするのは普通のことです。
この作業は、コツさえ知ればご自身でできます。当店が実際にお客様にお伝えしている手順を、写真つきで全部公開します。
仕上がりを分けるのは「貼り方」より「剥がし方」です。
その前に:敷居は「何もしない」が一番傷みます
敷居テープも貼らず、ロウも塗らずに使い続けると、敷居と建具の両方が削れて、開け閉めが重く、使いにくくなります。滑り材は見た目のためではなく、保護のためのものです。
対策の本命は、樹脂のパーツ「チーター滑り」です。建具の下の桟に取り付けるタイプで、ホームセンターやネットで買えます。一般向けは4個入りのものがあります。業務用は4の倍数個で売られています。
業者はK滑り(Kスベリ)を使うことが多いです。当店はB型(サイズ17)を使っています。
敷居滑りが完全にパリパリになるほど日が当たる場合は、チーター滑りだけをおすすめしています。敷居に直射日光が当たるかどうかで工法を変える、それが職人の判断です。
今回の写真は、西側の窓際の敷居です。西日が入っておらず、20年たっても程度が良いので、テープで貼り替えました。
1. 剥がす(ここが本番)
浮いたり剥がれかけたりした敷居テープは、めくると両面テープだけが敷居に残ります。
幅15mmのスクレイパーで、残った両面テープを丁寧に剥がしていきます。
ベタベタして進まないときは、ドライヤーで温めながら。粘着が柔らかくなって、格段に剥がしやすくなります。
2. 掃除して乾かす
剥がし終えたら、水拭きして、10分ほど乾かします。
多少、木の表面が剥がれていても、接着の強さには影響しません。気にしなくて大丈夫です。
3. 貼る:終わりは「ポストイット」でカット位置を決める
貼り始めは、端に合わせるだけなので難しくありません。
難しいのは終わりのカット位置です。ここでポストイットを使って位置をチェックしてからカットします。
カットする際にポストイットを使うと、ぴったりカットできます。
4. 圧着して仕上げ
貼ったら、スクレイパーの持ち手や15mm幅の木材で、敷居テープを敷居に押し付けるように圧着していきます。
手のひらでなでるだけだと、後から浮きます。硬いもので押さえるのがコツです。
5. 余ったテープの保管
余った滑りテープは、ジップロックのLサイズの袋に入れて保管しています。
すでに敷居が摩耗してしまっている場合
長年の摩耗で敷居に溝が掘れてしまっている場合は、テープやチーター滑りでは解決しません。
直し方は2つです。大工さんに敷居の交換を頼むか、敷居用のかんなで削り直してもらうか。削った分、建具の側も直せば、元どおり使えます。
ここはDIYの範囲を超えるプロの領域です。どちらが向くかは状態しだいなので、襖・障子の張り替えのついでに、敷居の状態も見せてください。
道具
- 幅15mmのスクレイパー
- ドライヤー
- 雑巾
- ポストイット
- 敷居テープ(溝の幅に合わせて 幅18mm か 幅21mm)
- カッター・はさみ
- チーター滑り(4個入り)
当店で使っているものです。
幅15mmのスクレイパー
敷居テープ 幅21mm
敷居テープ 幅18mm
チーター滑り(4個入り)
業者向け:K滑り(Kスベリ B型 サイズ17・200個入りの箱)
こんなときはご相談ください
- 敷居にロウやシリコン系の滑り剤が塗られていて、テープが付かない
- 木の欠けが大きい、建て付けそのものが悪い
襖・障子の張り替えのついでなら、敷居の状態も一緒に見ます。
施工が難しい場合は、弊社でも1間あたり1,650円(税込)で施工可能です。襖・障子の張り替えと同時なら、1間あたり1,100円(税込)です。
※ 溝1本・1間(約1.8m)あたりの価格です。
敷居のこと、張り替えのついでにご相談ください
襖・障子・網戸の張り替えのときに、敷居の状態も一緒に見ます。
真岡市・益子町・芳賀町・宇都宮市南東部に対応しています。対応エリア外もご相談ください。