《ふすま張替》破損した枠の簡易補修
２０～３０年ほど前に建具を作ったお宅に多いタイプが段ボール製のふすまです。大変軽くて良いのですが、ご自身で張替をする場合は、両面を同じようなふすま紙で同時に張り替えないとそりが発生して使い物にならなくなりますのでお気を付けください。今回は取替のできない段ボール製のふすまの枠が破損していたため、枠の簡単な補修と張替作業をしました。
補修
下処理
下の写真を見ていただいた通り枠が割れてしまっています。外れていた枠を木工ボンドで接着しています。経年劣化でふすま紙がボロボロでしたので丁寧にはがしました。（一番初めの状態を写真に撮るのを忘れました）
肉付け
塗装部分をやすり掛けしてからパテで肉を盛ります。その後やすり掛けをして形を整えます。
塗装
手塗りでラッカー塗料を塗装します。枠にもよりますが簡易補修の場合は弊社でラッカー塗装しています。手塗りなので多少の凹凸はご容赦ください。お客様と相談の上で「潤み」やウレタンでの塗装にする事も可能です。
コメント