猫・犬に襖(ふすま)を破られない方法
丈夫な襖紙の選び方と防御策|張替え専門店が解説

障子と並んで多いのが「襖をガリガリされる」というご相談です。襖の被害には障子と違う特徴があります。被害が集中するのは下半分(猫の届く高さ)——つまり対策も「低い位置」に集中すればよいのです。
なぜ猫・犬は襖を狙うのか
- 爪とぎ — 織り目や紙の引っかかりが爪とぎにちょうどいい
- 開けてほしい・通りたい — 閉まった襖の前でガリガリ。「開けて」の意思表示
- 音と感触が楽しい — 一度覚えると繰り返す
特に「通りたくてガリガリ」のケースは、素材を強くするだけでは解決しません。後述の出入口(ペットドア)や運用の工夫もセットで考えましょう。


対策1:ペットに耐える襖紙に張り替える
まず知ってほしいこと:普通の襖紙は、どれも猫の爪には勝てません。紙タイプ(鳥の子・再生紙)はもちろん、丈夫そうに見える織物タイプも、通常のクロス(壁紙)も、ペットの引っかきには耐えられません。
| タイプ | ペットへの強さ | 特徴 |
|---|---|---|
| 耐久タイプクロス | ◎ 強い | 一番のおすすめ。引っかき・汚れに強く水拭きも可能 |
| ペット用特殊加工ふすま紙 | ◎ 強い | ペット対応の特殊加工。和の風合いを保ちたい方に |
| 織物タイプ | ✗ 破られる | 丈夫そうに見えるが、ペットの爪には耐えられない |
| クロス(通常の壁紙) | ✗ 破られる | 拭き掃除はできるが、引っかきには弱い |
| 紙タイプ(鳥の子・再生紙) | ✗ 破られる | ペットのいる部屋には不向き |
「どうせまた破られるから一番安い紙で」という選び方は、張替え回数が増えてかえって高くつくことが多いです。
次点のおすすめ:爪とぎシートを上から貼る
張替えまでせず手軽に守りたい場合は、今の襖の上(猫の届く高さ)に透明の爪とぎ防止シートを貼るのが次点のおすすめです。被害が集中する下半分だけカバーすれば、見た目を大きく損なわずに防御できます。
対策2:低い位置を守る(襖ならではの対策)
- プラダンで部分カバー — 特に狙われる襖だけ、猫の届く高さ(床から40〜50cm)をプラダンで守る方法も
- 家具の配置 — よく狙われる襖の前に猫が立ち止まりにくい配置にする
- 枠・引手まわりの補修 — 枠までガリガリされたら枠交換(縦枠3,300円/本〜)で復活できます。引手の交換も可能です
対策3:「通りたい」への答え
- よく通る襖は少し開けておく — 一番安い解決策。冷暖房と相談しつつ
- ペット用の出入口 — 網戸用のイヌ・ネコ用出入口(3,916円〜・取付込み)をご用意しています。襖・建具への設置はご相談ください
- 爪とぎ・キャットタワーの充実 — 障子対策と同じく、猫側のケアも並行して
やってはいけないこと
- ガムテープ・粘着シートで応急補修 — 粘着剤が下地に残り、次の張替えで下地ごと傷むことがあります
- 破れた紙の上から市販シールを重ね貼り — 凹凸が増えて逆に猫の爪が引っかかりやすくなります
- 叱る — 猫には伝わらず、ストレスで悪化することも
費用の目安(金沢屋 真岡店・税込/引手代込)
| タイプ | 張替え価格(1枚) |
|---|---|
| 耐久タイプクロス | 7,700円 — 一番のおすすめ |
| ペット用特殊加工ふすま紙 | 13,200円 — 和の風合い重視の方に |
| 枠交換 | 縦枠3,300円/本・横枠2,200円/本 |
※ 通常の襖紙(織物・紙タイプ等)の料金は料金表をご覧ください。ペットのいないお部屋には織物タイプもおすすめです。
※ 大サイズ(高さ160〜200cm×幅90cm以下)の価格です。
よくあるご質問
Q. 猫に強い襖紙はありますか?
A. 一番のおすすめは耐久タイプクロス(7,700円/枚)です。和の風合いを保ちたい方にはペット用特殊加工ふすま紙(13,200円/枚)もあります。織物タイプや通常のクロスは、ペットの爪には耐えられません。
Q. 枠までガリガリされました。直せますか?
A. 和襖および戸襖シール枠の場合は枠交換(縦枠3,300円/本〜)で対応できます。戸襖で枠が交換できないタイプは木工制作となります。価格はお見積りにて。
Q. 対応エリアは?
A. 真岡市を中心に、益子町・茂木町・芳賀町・上三川町・筑西市・下野市・宇都宮市清原エリアに対応しています。